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ニューヨーク驚き発見記〜医療・産婦人科編〜

2018年02月15日|Japan Crew

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【目次】
①ご挨拶
②病気とのであい
③保険証適用?不適用?
④日米の診断の違い
⑤ニューヨークで治療を決意
⑥まとめ

★1.ご挨拶★

こんにちは。
日系航空会社に勤続10年、現在は休職中の、めーぷると申します。
夫の海外赴任に帯同し、一年前からニューヨークのマンハッタンに住んでいます。
ステイで訪れるニューヨークと、生活する視点から見るニューヨークはやはり違うところがたくさんあり、日々新鮮な発見の連続です☆

私個人の独断的な視点になってしまいますが、体験したことや感じたことを、様々な分野でシェアできたらいいなと思っております。



発見記第一弾は、産婦人科についてです☆
私は半年の間に、婦人科系の手術を二回受けました。
人生初の手術、、、まさかニューヨークで受けることになるとは。それも二回も、、、。
どんな手術を受けたか、日米それぞれでどんな診断を受けていたか、実際の医療行為はどのようなものであったか、順にお伝えしていきます。


※病院やドクターによって、診断方法や方針の違いがあると思います。
日米どちらが優れているという話ではなく、医療ど素人の私の、個人的体験談です。

★2.病気とのであい★

私が受けた手術の病状は、
①子宮内ポリープ(2017年6月)
②子宮内膜症(2017年12月)
の二つ。ハードな半年でした(笑)

不規則な生活が当たり前のCA生活、婦人科系の悩みをお持ちの方も多いかと思います。
学生時代から生理が不順で、2、3ヶ月に一度は産婦人科で定期検診(問診、エコー検診、子宮頚がん検診など)を受けていました。
渡米直前にも東京で定期検診を受け、問題無しと言われていました。。。が、渡米一ヶ月後の2017年5月、多量の不正出血が止まらなくなりました。

★3.保険証適用?不適用?★

最初は、環境が変わったからと半ば無理やり意識を背けていましたが、アメリカ用の保険証ができたことを機に病院に行くことを決意。
新天地で不安だらけだったため、日本語が話せるドクターが居る病院を探しました。
ネットで検索したところ、2017年春当初はマンハッタンに2院、ニュージャージーに一院ありました。

いくつかの保険会社がある中で、私が持っていたのはCignaという保険証。
適用されるか電話で確認すると、マンハッタンとニュージャージーで1院ずつ利用可能でした。(適用と言っても100%カバーで無く、3割自己負担です。)
2018年2月現在は、マンハッタンにもう一院増えたようです。

ニュージャージーのドクターもあたたかい電話対応をしてくださいましたが、通いやすさを考慮してマンハッタンの病院を選びました。
この判断が、私にとっては大正解でした☆


アメリカ医療において、高い医療レベルは大変ありがたいですが、ありがたくないのが医療費の高さ。
病院によって適用可の保険の種類、保険カバー率、支払い方法が違うので、最新情報を納得するまで調べることが、大切な第一歩だと思います。

★4.日米の診断の違い★

こうして出会った先生を、K先生とします。
K先生の的確な診断と迅速な処置のおかげで、わたしは長年気がつかなかった病を知ることができました。
長くなりますが、二つの手術を受けることになった経緯を、時系列で書いていきます。

☆2017年5月
診察初日に受けた診断が、『多嚢胞性卵巣症候群』『子宮ポリープ』の二つでした。
前者は日本でも「多嚢胞とは言い切れないが、近い症状がある」と言われていましたが、後者に関しては初耳でした。
(多嚢胞に関しては、今回は割愛します。)
ポリープは良性の腫瘍ですが、大きさや場所が悪く、不正出血の原因になっているとのこと。
人生初の手術が決定しました。

☆2017年6月末
子宮ポリープの手術が無事に終了。
かなり大きく、数ヶ月前から確実にあっただろうといわれました。
手術方法は日本と同じです。

出産時、日本は一週間ほど入院できると聞きますが、ニューヨークは基本1泊2日。
婦人科系の手術は、よっぽどのことがなければ日帰りだそうです。

日帰り手術と聞き緊張していましたが、痛みは無く食欲は有り、元気に日常生活に戻れました。

☆2017年9月
旅先で貧血で倒れてしまいました。
一年に一度くらいの頻度で突然やってくる貧血。
30分くらい休むと完治するため、あまり気にしていませんでした。
旅行後の検診でK先生に何気なく話をしたところ、気になることがあるからと血液検査をされました。

後日K先生から、『血液検査の結果、子宮内膜症の疑いがある』と告げられました。
初めて聞く病名。
私を含め30台女性で増えている原因不明の病気らしく、手術で体内を見てみないと内膜症であるのか確定できないそうです。
K先生は、「手術をしてみないとわからないやっかいな症状。めーぷるさんの体質や他のデータを見て、以前から内膜症を疑っていた。放っておいていい病気ではなく、悪い種が見つかったのだから出来るだけ早く手術をしたほうがいい。」と、強めに勧められました。

☆2017年10月〜12月初旬
日本での用事が重なり、数回帰国しました。
K先生に言われたことが気になり、東京で通っていた産婦人科(都内の有名な病院で、常に患者さんで溢れています)に相談に行ったところ、内膜症の専門医を紹介してくださいました。
初めての不妊治療病院。
いずれ子供を授かれたら、と願う気持ちもあり、先生に勧められ内膜症を含め一通りの検査(問診、エコー検査、血液検査)を受けました。

検査結果は異常無し。
先生には、『あらゆる検査を行いましたが、目に見える病気は何もありません。内膜症かどうかは確かに手術をしてみないとわかりませんが、めーぷるさんの年齢や結婚年数から見ても、手術は早過ぎます。日本の倫理観から考えて、すぐに手術ではなく、まずは自然の力に任せてみましょう。きっと大丈夫だから、1.2年は様子を見てください。』と言われました。

安心感と共にニューヨークに帰る飛行機に搭乗したつもりでしたが、雨降り前の雲のように、なんだか心が重たく、もやもやしていました。
『大丈夫でしょう』『様子を見ましょう』
これまで長い間言われてきた耳に優しい言葉を、反芻していました。


★5.ニューヨークで治療を決意★

帰米後日本での診断結果を持って、再度K先生の元へ。
『一番大切なのはめーぷるさんと家族の気持ちだから、もちろん無理は言わない。ただ検査結果(ニューヨークでも都内の不妊治療医でも、ほぼ同じ検査をしていました)やポリープ手術後の様子を見て、内膜症でほぼ間違い無いと僕は考えている。軽度の方が根絶しやすい。拡大するリスクを考えたら、こうして見つかったタイミングで手術しておくのがベストだと思う。』と言われました。

主人にも背中を押してもらい、手術を受けることに決めました。
私も主人も、ポリープの早期発見と手術の腕の良さ、日頃の検診の的確さに感動し、K先生を信頼していました。


内膜症の手術は、日米共に基本は腹腔鏡という傷が残りにくい技法で行われます。
日本では4日から1週間は入院するというこの手術も、やっぱり日帰りでした(笑)
レベル1〜4に分けられる内膜症。
手術の結果、軽度どころかレベル4(しかも末期)でした。
日本のエコー検診で何も見えないと言われていたシコリや古い血のかたまりも、たくさんあったそうです。
症状の酷さから推測して、10年以上潜伏していたみたいです。
このまま発見されずにいたらどうなっていたか、調べていて身震いしました。

ポリープの時よりは術後のしんどさは長引きましたが、心身ともに軽くなったようでとっても元気です!
K先生を信じてよかった〜〜☆

★6.まとめ★

ご挨拶の章でお伝えしたように、日米の医療のどちらが良い、ということではありません。
患者の症状にも個人差がありますし、全てのお医者さまが患者にとってベストな道を考えてくれていると思います。

私は偶然10代から産婦人科に通っていたため、様々な意見を聞き、考える機会がありました。
全体的な印象としては、日本では〝様子見〟と言われることが多く、次のステップに行くまで時間がかかっていたように思います。

今回体感した教訓は、セカンドオピニオンがとても大切だということ。
婦人科系の病気に関わらず、自分が納得する方法を焦らずに探すことが、日米関わらず大切だと思いました。


不規則勤務のなか笑顔で頑張っているCAのみなさま、時に一呼吸して、自分の体を観察してみてくださいね☆
とっっても長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。


★写真★
①道端で出会ったかわいい犬
渡米直後に不安な気持ちで通院していた頃、ふと目があったわんちゃんに癒されました(^^)

②立派な個室
日帰りといえど、手術前後に休める部屋は、綺麗な個室です
テレビを見て気を紛らわしていました(笑)

③術後の食事
ポリープも内膜症も、手術前は深夜0時から飲食厳禁でした。
全身麻酔から覚めた後のお水の美味しさは、忘れません(笑)

④お世話になったグリニッジ病院
個人医院では、診察や簡単な処置を行い、手術やお産は総合病院で行われます。
数ある総合病院のなかでK先生が選んでいるのが、グリニッジ病院。
日本人の体質に合った麻酔薬や機材が揃っているそうです。

マンハッタンから一時間くらい離れた場所にありますが、高級住宅街にある綺麗な病院で、プチ旅行気分でした(^^)
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一般公開
Comment
Japan

これは本当に経験されないとわからないことだと思うので、大変な出来事にも関わらず詳細に渡っての情報ありがとうございました! 駐在員の皆様には是非知らせたい情報ですね。

2018年03月02日
Japan

レベル4なのに手術してみないと分からない状況なんですね! 婦人科系はまわりでもよく聞くので気になっていました。 機会があれば保険証のシステムも伺ってみたいです!

2018年03月06日
Asia

日本にいて、実家が近かったとしても、とても悩む出来事だったと思いますのに、外地でのご決断、勇気がいることだったと思います。 良い先生に出逢えて良かったです。そして、日帰りなんですね。びっくり! この投稿を拝見して、私も検診に行かなくてはと思いました。ご共有くださってありがとうございます。

2018年03月08日
Japan

めーぷるです。 まとまりの無い長文をお読みいただきありがとうございます。 私は根っからの面倒くさがり&こわがりなので、日本でも通院していたとはいえ、小さなサインをつい後回しにしてしまったり、認めるのを先延ばしにしてしまっていた気がします。 私(現在33歳です)の場合は、子宮内膜症の主なサインとしてひどい生理痛が挙げられるそうですが、過去5年間ほどは思い出せるようなきつい生理痛はありませんでした。 ただ、10代、20代中盤までは、友人より痛がっていたような記憶があります。 K先生によると、症状がひどくなりすぎて感覚が悪い意味で慣れて麻痺していた状態だそうです。 生理痛は人それぞれだし、こんなものなのかな?と思っていました。 その代わり?に20代後半から出てきたのが定期的な貧血で、これは子宮内膜症から派生した子宮筋腫によるものだったそうです。 貧血に関しても、不規則な生活で疲れが出てきたのかなと自己完結してしまい、日本のお医者さんにも大丈夫です、というスタンスで話してしまっていました。 アメリカでも日本でも、婦人科系に関わらず医療技術はかなり上がっているようです。 早期発見できたら治る可能性が無限に広がっていると思います。 私の体験を読んで、1人でも『今度のオフに一回診てもらっておこうかな』と腰を上げていただけると本当に嬉しいです☆ 私もこれからも、体の声をこまめに聞いていこうと思っております。

2018年03月08日
Japan

再びめーぷるです。 アメリカの保険証に関して私もまだ分からないことが多いので、もう少し整理できたらまた記事を書きたいと思います! 多くの駐在帯同者は、配偶者の会社が、日本と同様のカバー率のあるしっかりとした保険に入れてくれるそうです。(ざっくりした表現でごめんなさい。笑) 私は日系会社に籍を残して渡米しているため、夫の会社では保険に入れてもらえず、個人で申し込みができる保険会社やプランを探して申し込みました。 しかしカバー率が低く、普段の医療費も手術費も(覚悟はしていましたが、予想をぽんと超える高額で、今だに明細を見ては手が震えています、、、)半分もカバーされないことが多いです。 K先生の病院にはとても頼りになる事務の女性がいらっしゃり、何度も何度も保険会社にカバー率を上げるようプッシュしてくれています。(主張し続けることで本当にカバー率が変わるのが、アメリカ医療の謎というかこわいところです。笑)少しでももやっとしたり疑問が残ったら声に出す!これが1年弱のアメリカ生活で学んだことです。。

2018年03月08日
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