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黄熱病予防接種『イエローカード』について

2018年06月24日|s_travel

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アフリカにお出かけになる人は少ないと思いますが、「アフリカサファリって一つの夢ですよね。」とCAの後輩に言われたので、情報のひとつとして予防接種についてアップしておきます。

まず、黄熱病流行地域においては、入国時に予防接種を受けていることを証明する『イエローカード』と呼ばれるものが必要になります。ケニヤやタンザニア、南米などに入国の際、このカードを見せないと入国ができません。
どの国が接種必須国かはWHOホームページで確認することができます。

このイエローカード、一度打つと生涯有効なものとして取り扱われています。普段生活しているとあまり打つことのない、生ワクチンによる予防接種です。生ワクチンのため、注射の本数に限りがあるようで、都や県がしている機関でのみ接種することが出来ます。東京都を除いて各県に1.2件というかたちですが、場合によっては他県での実施になることもあります。イエローカードは当日受け取ることができ、接種10日後から効力を発揮します。


予約がいっぱいのこともあるので、期間にはゆとりを持って渡航日の1ヶ月前を目安に以下の流れで実施すると良いかと思います。


① 渡航国が接種必須国か確認
② 取り扱い機関をチェック
③ 電話で予約
④ 渡航国と滞在日数などを伝える
⑤ 接種後1週間はその他の注射はしない
⑥ 当日は過度な運動は控える

医師の判断によっては、肝炎などの注射を同時に打つ場合もありますが、その場合は相談の上行われます。



尚、注意点としては以下。

・パスポート持参
・現金のみでの対応
税込 12,000円 (2017年夏 時点)
・所要時間 1時間半から2時間
接種後約30分、休憩室にて経過観察
・接種後10日間はその他の注射は不可



黄熱病流行国では、この他にも狂犬病・破傷風・A/B型肝炎などの予防接種が推奨されていますが、全てを打つとなると、かなり高額な費用と長い時間が必要になります。(一度の接種では効力がなく、一定期間を空けて数回にわたり接種が必要なものもあるため。)
私の場合はいろいろ考えた結果、必須の黄熱病注射だけを接種し、その他の接種は行いませんでした。渡航期間や国によって判断も変わってくるかと思いますので、WHOや外務省ページなどでお調べの上、お出かけいただければいいかなと思います。


以上、黄熱病予防接種についてでした。



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